稽古の特徴


60年以上続く歴史の中で、昭和・平成・令和を経て辿り着いた大道塾の稽古スタイルをご紹介します。


クラスごとに充実した稽古カリキュラム

年齢や練修度合いを鑑みて3クラス制を導入。しっかり基礎を修得した上で修練に励むことを重視。

それぞれのクラスに適した指導員を数名ずつ固定配置し、関係性構築や指導一貫性を意識しています。

基本組クラス

対象:主に初心者や幼児
内容:防具は着けず、手足さばきを中心

「楽しい」と思えることが一番!まだ幼さが残り、時にモジモジしながらも、防具組の低学年生や高学年生に憧れつつ、キラキラした目線で稽古に励む姿は将来が楽しみです。

防具組 低学年クラス

対象:主に小学生低学年(〜4年生)
内容:基本剣道を前提に基礎練習及び試合

基本組で基礎を修練した低学年生。身体はまだ子供ながらも防具と礼儀をまとい稽古に励む姿が大人の一歩を感じさせます。練習試合では時に涙を見せることもありますが、その純粋さと「次は勝ちたい」というひたむきさは将来が楽しみです。

防具組 高学年クラス

対象:主に小学生高学年(5年生〜)
内容:試合剣道を前提に応用練習及び試合

試合に慣れ、相手の息を読むことを理解し、時に厳しい叱咤激励もすべて自分の糧として消化しながら稽古に励む姿はすでに大人顔負けです。指導員からのアドバイスをどれだけ手の内に収め上達できるかと、自分自身に向き合う姿勢は将来が楽しみです。


生徒の体調に気を配る指導方針

体調不良の生徒はいないか、水分補給は足りているかなど、体調第一の指導方針を採用。面を取り、水分補給ができる休憩頻度を高くするよう心掛けている。試合稽古でも、試合が続く場合などは必ず本人に意思確認を行い、実際の心身負担が重荷にならぬよう気を配っています。


人間形成につながる厳しさと楽しさ

「楽しくやる!」を大前提としながら、楽しければなんでもよいとならぬよう厳しさも適切に取り入れることを意識。叱咤激励の先にある生徒自身の礼儀や底力、主体性などの会得を願い、日々たくさんほめて、たくさんしかる。稽古外では一転し、フランクなコミュニケーションで生徒の安全性を確立し、社会性を育んでいます。